情緒と利便性を兼ね備えたラグジュアリーホテル

外観はフランスの植民地時代を思わせるコロニアル調。

 古都歩きの拠点にしたいのが、市内中心部、フンブーン通りに位置する5ツ星の「インドシナ パレス」。コロニアル風の内装の落ち着いたホテルだが、1階には早朝から開いているショッピングアベニューがあり、歩いてすぐのところに大型スーパーマーケットもあって、利便性は抜群だ。

アジアンテイストの客室は、洗面コーナーが部屋の中にあるユニークなレイアウト。

 客室はアジアンテイストが漂う調度品が配され、シックな雰囲気。シティビューの部屋なら、窓の外に美しい街並みも見えるから、テラスでのんびりくつろぐのもよさそう。

左:家具や調度品はシックなもので統一。
右:窓を開ければ眼下に賑やかな街並みが。とはいっても、客室は4階以上にあるので、喧騒とは無縁。

Indochine Palace(インドシナ パレス)
所在地 105A Hung Vuong Street, Hue City Vietnam
電話番号 054-3936-666
URL http://www.indochinepalace.com/

【取材協力】
ベトナム航空

URL http://www.vietnamairlines.com/jp/ja/

芹澤和美 (せりざわ かずみ)
アジアやオセアニア、中米を中心に、ネイティブの暮らしやカルチャー、ホテルなどを取材。ここ数年は、マカオからのレポートをラジオやテレビなどで発信中。漫画家の花津ハナヨ氏によるトラベルコミック『噂のマカオで女磨き!』(文藝春秋)では、花津氏とマカオを歩き、女性視点のマカオをコーディネイト。著書に『マカオ ノスタルジック紀行』(双葉社)。
オフィシャルサイト http://www.serizawa.cn

2016.04.07(木)
文・撮影=芹澤和美