オートクチュールの歴史と魅力を概観

クリスチャン・ラクロワ イヴニング・アンサンブル《クー・ド・ルーリ》1991年秋冬 ガリエラ宮パリ市立モード美術館蔵 (C)Katerina Jebb @mfilomeno.com

 19世紀後半のパリで誕生したオートクチュールの歴史と魅力を概観するファッション展。シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジャン=ポール・ゴルチエ……。名だたるデザイナーたちが生み出してきた、美しきシルエットを持ったドレスの現物、デザイン画や写真資料などを多数展示する。

 会場となる三菱一号館美術館の趣ある重厚な展示空間が、優美な服の数々で彩られる様子は華やかそのもの。

『PARIS オートクチュール ─世界に一つだけの服』
会場 三菱一号館美術館(東京・丸の内)
会期 2016年3月4日(金)~5月22日(日)
料金 一般1,700(税込)ほか
電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL http://mimt.jp/paris-hc/

2016.03.19(土)
文=山内宏泰

CREA 2016年4月号
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この記事の掲載号

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