本の中の美しいヒロインから 気品ある生き方を学ぶ

本の中の美しいヒロインから 気品ある生き方を学ぶ

アゴタ・クリストフの抱えた葛藤が
壮絶な半生とともに明かされる自伝

 小説からノンフィクション、自伝まで、美しい女性主人公たちに共通することとは?

 ライター/ブックカウンセラーの三浦天紗子さんに、おすすめの6冊を伺いました。

» 第1回 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
» 第2回 中里恒子『時雨の記』
» 第3回 幸田文『きもの』
» 第4回 シモーナ・スパラコ『誰も知らないわたしたちのこと』
» 第6回 姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』

持っているものでベストを尽くす

『文盲 アゴタ・クリストフ自伝』

 難民だった著者が、成人後に身につけた〈敵語〉でものを書くことになるまで。彼女の生きる指針そのものと言っていい「読む・書く」との葛藤が、壮絶な半生とともに明かされていく。いま自分が手中にしているものでベストを目指すという宣言の力強さに、襟を正さねばと思う。

『文盲 アゴタ・クリストフ自伝』
アゴタ・クリストフ 著/堀 茂樹 訳
白水社 私物

●今回、お話を伺ったのは……

三浦天紗子(みうら あさこ)さん
ライター/ブックカウンセラー。ライター歴は四半世紀超え。現在は書評や人物インタビューを、本誌ほか『anan』『小説宝石』、Webなどに寄稿。4月より『サンデー毎日』でブックレビューを隔週連載。

<この記事の掲載号>

CREA 2016年4月号

春のビューティ前線おっかけ
きれいのために大切なこと。

定価780円

2016.03.27(日)

text=Asako Miura
photograph=Tamon Matsuzono

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA 2016年4月号

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