本場フランスと遜色ないレストランも!

繊細なチョコレートを、南の島でいただけるなんて!(C)ニューカレドニア観光局

 ヌメアは美食の街です。

 食材店へ行くと、本国フランスから空輸されたオリーブオイルやワイン、変わったビネガーなどがずらり。ショコラティエでは、凝ったチョコレートやかわいいマカロンなどのプチ・ガトーも。南太平洋の島であることを忘れてしまいそう。

ハーバーに面したシーフードレストラン、「ル・ビンツ」。

 レストランも、バラエティ豊か。

 クオリサートに認定されているニューカレドニア名産“天使のエビ”などのシーフード店、本場フランスと遜色のないフランス料理店、ジビエも楽しめる肉料理店、ワイン・バーやブルターニュ・スタイルのガレット店、ベトナム料理や中華、日本料理の店もあります。ただ、物価が安いとはいえないのが、つらいところ。

オリーブひとつとっても、この種類の豊富さ!

 気軽な食事をするならば、モーゼル湾の朝市へ出かけてみましょう。

 南国のフルーツやとれたての魚介類などに加えて、テイクアウトできる惣菜やオリーブ、チーズなども並んでいます。場内のカフェスタンドで、大きなクロワッサンやカフェオレの朝食をいただきながら、活気あふれる雰囲気を味わうのも、楽しみのひとつです。

朝市の中にあるカフェスタンドは、ローカルのみならずツーリストにも人気。

2016.03.26(土)
文・撮影=古関千恵子