松尾たいこの三拠点ミニマルライフ

松尾たいこの三拠点ミニマルライフ

家には好きなモノだけを置いて
楽しくて温かみのある空間にしています

一番気に入っているファブリックはブータンで買ったベッドカバー

 今回は東京の家を紹介します。

 三拠点生活のおかげで、それぞれの家からモノはどんどん減りつつありますが、実は私は、かわいい置物やちょっと変わった小物が大好き。そして売るほどある自分の絵や陶画作品なども飾りたいのです。

 モノは少なくシンプルに暮らしたいけれど、味気ない部屋は苦手で、どこか楽しくて温かみのある空間が落ち着けます。

ハイクのシックなソファの上にはポップなクッションやブランケット。

 だからモノを置いても部屋全体をスッキリ見せるために、心がけていることがあります。まず目立たせたくないモノに関しては、なるべく部屋のトーンに合わせた色で圧迫感のないものにします。なので、ベッドシーツやカーテンは、床の色と同じダークブラウンを選んでいます。

 それから大きめの家具についても控えめなシックな色をセレクトしています。基本的に、木そのものの色を生かしたチェリーウッドやブラウンが多いですね。ずっと飽きないものを長く使い続けたいので、素材にもこだわります。

 その代わり、ファブリックで自分好みのカラフルでポップな雰囲気を出します。模様替えが好きなので、シーズンや気分によって気軽に変えることができるファブリックは重宝しています。

ブータンで買ったファブリックはベッドカバーに。

 いま東京の家で一番気に入っているファブリックはベッドカバー。昨年末に出張で行ったブータンで買いました。本来は女性の民族衣装で「キラ」という、腰に巻く衣類なのですが、サイズ感がベッドカバーにぴったり。実際にブータンで機織りの様子を見学させていただき、その技術の高さと美しさに感動して、欲しくなったのです。

 私が選んだのはアンティークなので結構高かったのですが、どうせ買うなら好きなものをと、思い切って買いました。イタリアやハワイに行ってもブランド品も含めてほとんどショッピングをしないのに、これには一目惚れでした。

 でも買って正解でした。だって、ベッドメイキングするたびに嬉しくなるんです。好きなモノを毎日目にするのって幸せですね。

雑誌挿絵(マガジンハウス)から。

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2016.03.12(土)

文・撮影=松尾たいこ

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